東京ミッドタウン・タワー5Fにあるデザインハブにて、特別展「WITHOUT THOUGHT Vol.15 駅 STATION」を見る。
同展は深澤直人氏が長年、監修者を務めているDMNデザインワークショップ without thought(ウィズアウトソート)に参加する、各ジャンルの企業で働く第一線のデザイナーたちによる作品披露の場。毎回設定テーマがあり、15回目を数える今回は「駅 STATION」。
"without thought"とは"何気なく、思わず"の意。電車に乗る、降りる、移動する、到着を待つ、さらには駅舎の中の店で食べる・買うといったさまざまな行為の場となり、背景となる「駅 STATION」におけるデザインの可能性を提示する。
実際にありそうだが、ないらしい。床タイルが周辺案内図に。
手前:レールのかたちをした「羊羹」は(株)リコーに所属するデザイナーによるもの。奥の掛け軸は山手線を模した一筆書きの書。
子供用の靴。黄色いつま先の効果が最大限発揮されるのは、駅のホームで電車を待っている場面で。同展フライヤーの画がわかりやすい。
これ、いいなぁ「カップ駅そば」。NAOTO FUKASAWA DESIGN スタッフの案。
白い人型がスシ詰め状態の「ミントタブレット」。デザインは富士フィルム(株)のインハウスデザイナー。
さっきから食べ物ばっかり撮っているが、当ブログの趣旨というか本能のおもむくままに。「メトロドーナッツ」は(株)資生堂のデザイナー。
WITHOUT THOUGHTは2006年から何度か見ているが、デジタル系の作品も目立つのは世の流れだろう。「混雑が表示されるトイレのサイン」を提案した(株)ワイピーデザインは、第3回「東京メトロ銀座線駅デザインコンペ」で奨励賞を受賞している(同社リリースより)。
アプリも多種多様。「電車でGO」がハンディサイズになったような「運転席からの景色が見えるアプリ」は富士フィルム(株)の作。深澤事務所のスタッフが提案した「次の駅で下車する予定の座っている乗客が分かるアプリ」なんてのも。
思わず、爆笑した「ゲロ袋」。
東京ミッドタウン・デザインハブ特別展「WITHOUT THOUGHT Vol.15 駅 STATION」は5月15日まで。11-19時。入場無料。
+飲食のメモ。
エレベーターを3Fで降り、連絡口からガレリア3Fへ。サントリー美術館の[cafe]の企画展限定メニューを横目に、IDÉE SHOPの奥にあるIDÉE CAFÉ PARC東京ミッドタウン店へ。吹き抜け大空間のキャノピー・スクエアを見下ろすテラス席がゆったりと用意されている。喫煙可だが、気にならない。PARCとは公園の意。店内でオーダーして席に運ぶセルフ式。
おいしゅうございました。ごちそう様でした。
IDÉE CAFÉ PARC(イデーカフェ パルク)
http://www.idee.co.jp/shop/tmd/
エレベーターを3Fで降り、連絡口からガレリア3Fへ。サントリー美術館の[cafe]の企画展限定メニューを横目に、IDÉE SHOPの奥にあるIDÉE CAFÉ PARC東京ミッドタウン店へ。吹き抜け大空間のキャノピー・スクエアを見下ろすテラス席がゆったりと用意されている。喫煙可だが、気にならない。PARCとは公園の意。店内でオーダーして席に運ぶセルフ式。
おいしゅうございました。ごちそう様でした。
IDÉE CAFÉ PARC(イデーカフェ パルク)
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